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「ちょいと一言」
課題のテーマはジャン・コクトーの詩の一節「朝、彼は一人だった」というもの。
なんともユーモラスな表現ではないか。
無論、作者には作者なりの思惑、つまり制作意図があるのであろうが、その意味
するところは、観るもの、つまり私には定かに読みとれない。
ただし、作者の人柄を多少とも知っている私は、「なるほどな〜」と唸って、一人
悦に入ってこの作品を観るのである。
そうするとこの絵の面白さが倍増してくるのである。
荒涼とした雪山に、ゴジラとおぼしき怪獣が一匹。
本来、彼が戦いを挑むべき敵は見あたらず、まさに「彼は一人だった」・・・
雪山にゴジラときたか。
ウーン、作者はなかなかに侮れないぞ、とつい深読みをしながらこの絵を見たの
である。
2006/09/16
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