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「ちょいと一言」
一枚の絵の前に佇み、その絵の美しさ、感動、素晴らしさを嗅ぎ取る、ということはあり得る。
が、しかしその絵を描いた作者の伝記などを読んで、その絵の位置づけを照らし合わせ、「絵を見る」ということも、ままある。
どちらが正しい、というわけではない。
このデッサンは、後者の視点で見る方がおそらく正しいのであろう。
作者はある意図をもって(美大受験ということもあったが)デッサンを勉強し始めたのである。デッサン力、という怪物、あるいは魔物と闘ったのであるが、まだその決着は見ずして次のステップへと進んでいった。
ただし、その怪物、魔物への畏怖と敬い、これだけは充分に理解し得た上で。
ここが大切なんだな〜。
「素足の感覚」これがまだ足りない。
頭だけで描こうとしている、視覚だけで描こうとしているんだな〜。
デッサンって「五感」をフル稼働して描くんですよ。
裸足で海辺を歩いてごらん。
これを作者への餞の言葉としたい
2007/03/30
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