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「ちょいと一言」
モチーフは「シュロ縄と硬式テニスボール」の二点。
これを構成しての色彩表現である。
モチーフが与えられた場合の色彩表現で、大切なのはモチーフの観察力
デッサン力(描写力)それに構成力、が基本となるのであろう。
作者のデッサン力はシュロ縄を見てご理解いただけるであろう、確かな
ものである。
またその構成も大胆で、いいんじゃないの。
テニスボールの演出、特に背景が退屈にならないよう複数個のボールの
配置もうまくいったか。
シュロ縄の先端とボールとの関係性は画面に奥行き(空間)をもたらし
きわめて効果的である。
色味も美しく長時間見ていても飽きがこない、下手な絵よりも余程面白
く鑑賞できる。
ただ一つ欠点を指摘するなら、シュロ縄に重なっているテニスボールが
もう少し大きかったらな〜、と惜しまれる。
作者渾身の一点、見事。
2007/07/21
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