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「ちょいと一言」
久々に登場の立体構成である。
彫刻に限らず立体作品を写真で表現するのは、度素人のチョイ写真では
その作品の全貌(良しにつけ悪しきにつけ)を伝えるのは難しい。
今回の課題は「リンゴ」をテーマに自由に立体を作れ、というもので
作品の一部に与えられたリンゴが乗っかっている、というのが条件。
で、作者はこの課題をどう料理したのか味わってみよう。
先ず四分の一に分割されたリンゴ(幾何形体的に処理されている)本体
が巧みに構成され、これがこの立体物の骨組みになっている。
表現素材がケント紙なので、無理な造形は避けたかったのであろう。
この判断や吉。
しかしながらこの造形物だけではリアリティに欠ける、と判断したので
あろう、リンゴをナイフで剥いたときに出来る皮の一片を付けて微妙な
味付けに仕上げてみせた。
これがややもすると単純になりがちな本体の料理に、食材がリンゴであ
ることをさらに印象づけるスパイスとなり、エスニック味の仕上がりと
なった。
最後の盛り付けにはリンゴの種を穿ち(写真ではちょっとわかりにくい
カナ〜)、これで出来上がり。
どうです、上手いもんでしょう。
作者は概ねどのような食材でも上手く調理してみせる、腕利きのシェフ
なのである。
2007/08/04
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