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「ちょいと一言」
久々に現役生の作品を一枚。
幾何形体が中心のモチーフ。
基礎演習(幾何形体三部課題)終了後の四月期のデッサン、という点を考慮しても、
なかなか立派な出来映えであろう。
このモチーフの構成には「立方体の紙箱を必ずホーミングの上に載せる」という条件
が提示されている。一辺10cmの紙箱が高さ20cm前後のホーミングの上面に、しっ
くりと載ってくれないんだな〜これが。
モノと視点との関係、これが簡単そうで意外と難しい。
でもこの作品ではこの点を上手く表現していて、見ていて安心感がある。
形体の把握で言えば、球、発泡卵球、ともに問題なし。色の表現もグッド、質感の表現
もいいですね〜。よく見てくださいよ、ホーミングや奥にある球の表現を、いいでしょ。
よく観察が行き届いている。
デッサンって、まず「観察なんだ」という大切なことを、この作品は教えてくれる。
2007/08/11
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