|
「ちょいと一言」
前回に続いて現役生の作品を一枚。
この作品の場合、まず課題の内容を説明しておいた方が皆さんにより楽し
んでいただけるだろう、と思うので以下に課題の内容を書いておきます。
「テーブルは丸い」
「蜘蛛はちっぽけだ」
「ガラスは透明だ」
「象は静かだ」
「雨は降る」
「自動車はいつもよりやすやすと動く」
「空気はいつも深すぎる」
「このフレーズを読んであなたが感じたイメージを自由に表現しなさい」
という課題での答えがこの作品。
こういった課題の場合、ややもすると言葉の説明をそのまま紙芝居的に
表現しがちなのだが、この作品もややそういった欠点は否めない。
しかし絵が散漫に成らほどでもなく、上手く纏まってはいるので、今はそ
のことにあまり触れないでおこう。
なんといってもこの作品は彼女がやっとたどり着いた記念すべき作品なの
だから。
象を化石(ミイラ)仕立てにした発想が面白い。
これがこの絵のストーリーの呼び水となり、観る者のイメージをあちこち
へと誘うのである。
作者はやっと創造する、表現する面白さを体現したのではあるまいか。
あるいは自分の潜在能力をやっと掘り当てたのではないだろうか。
Kさん、やったね・・・
2007/08/24
|