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「ちょいと一言」
久し振りの色彩構成。
オーソドックスな色彩構成の課題が絶滅しつつある美大受験ではあるがやっぱりプロ(デザイナー)に
なっていくためにはこういった基本的課題の修得を大切にしていきたい。
モチーフ「ビー玉」を観察し、同じ構成を無彩色と有彩色で色彩表現せよ。
といった課題。
そこで作者のお手並みを拝見してみよう。
先ず構成がいいじゃあないですか。画面右、やや後方のビー玉の位置がいい。
ビー玉を乗せた面と空間とを曲線で分割したのだが、作者は躊躇わず曲線を用いてみせた。
私もいろいろ想定してみたが、結果この判断や良し、とみた。
ビー玉の色面分割も饒舌過ぎず、かといって物足りなさもなく、程良く表現出来ている。
このあたりに作者のデッサン力の確かさが発揮されているようだ。
無彩色での幅の広さも有彩色面の色味に関連しているんだろ、程良い色数に纏まっている。
ただし机面、影(乱反射も含め)の観察と表現にもう一歩の踏み込みがあればと惜しまれる。
といっても現役生の作品であることを考慮すれば、出色の出来であるといっても差し支えあるまい。
2007/09/15
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