Dad 金重の今週のいち押し
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  〜このコーナーでは,研究所生全員の中から上手い下手に関係なく「これっていいなぁ」と思う作品を毎週紹介します〜


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「ちょいと一言」

いや〜、再び三度のご無沙汰。
皆さん、もううんざりされている頃であろう。
本日の作品はコラージュ+色彩表現。
コラージュの資料は「マン・レイ」の写真と恐竜ティラノサウルスの
写真二葉が与えられている。
それらの写真は切ったり、破ったり、その使用方法は自由である。
で、これらをコラージュし、自由なイメージで色彩表現せよ、という課題。
私はこの画面からなにを読み取ったか、それは地球の崩壊という恐ろし
いイメージ。
地球温暖化による環境破壊は、このまま突き進むと確実に地球の崩壊
へとつながる、と識者は警告するのだが、人類はなかなか地球崩壊の
イメージを描けず、相も変わらずCO2を垂れ流し続けている。
私はこれを見た瞬間、丸木位里の「原爆の図」とこの絵とがオーバーラップ
したのである。
これは温暖化対策に緩慢な人類への警告の図であろう、と勝手に読み取っ
た次第。
絶滅した恐竜は二度と地球上には現れない。
絶滅した人類もまた二度と地球上に蘇りはしない。
時計の針は未来を刻むか、過去を刻むか、非常にシンボリックな表現となっ
ている。
色彩の組み合わせ、その表現もまた、うまくマッチしている。
いやはや、ちょっと身震いするほど素晴らしい作品である。

2007/11/01

作品サイズ-B3画用紙全面使用
表現素材-コラージュ+アクリルガッシュ
制作時間 -6時間
作者 - 専科生